
”IF YOU ENJOY SURFING HERE, I ENJOY IT TOO.”―Buffalo Keaulana
ハワイ・オアフ島の西部に位置する"Makaha"という場所は日本人にはあまり馴染みのある場所ではない。 しかし、その地に降り立ち「Buffalo」という名前を聞いたら知らない人はいない。
本名、Richard Kalolo’okalani Keaulana。口数は少なく、強烈な威圧感をも感じさせるほどの貫禄の裏側に潜むとても心温まるやさしさが彼の偉大さと素晴らしさを教えてくれる。
1934年、オアフ島のホノルルに生まれる。幼い頃にマカハに移り、海に親しみ、マカハ・ビーチで釣りやボディ・ボードに熱中する。
やがて彼はサーフィンにも興味を持つが、当時あまりにも貧しかった為サーフボードを購入することが出来なかった。そこで線路の枕木を盗んでこれらをはぎ合わせ、手斧(ちょうな)で削り出してサーフボードを作ったと言う。
1950年代、Buffaloはワイキキのビーチ・ボーイとなる。この時、彼の風貌が水牛を彷彿とさせるところから、仲間たちに"Buffalo"と呼ばれるようになる。
1954年に「マカハ・インターナショナル・サーフ・コンテスト」が始まるとBuffaloは有力選手の一人としてこれに参戦し、何度か決勝まで進んだ後、ついに1960年にこれを制し、ハワイを代表するサーファーとしての頭角を現す。
1976年、ホクレアの第一回タヒチ航海往路にクルーとして選ばれ参加し、ハワイ・タヒチ間のカヌーによる航海に成功。
1977年には、「Buffalo’s Big Board Surfing Classic」大会をマカハ・ビーチにて開始。「バッファロー・スタイル」と呼ばれるロングボード・サーフィンの普及に取り組む。
彼は34年間ライフガード生活を勤め上げ引退した後も、人々に本来の海の美しさ、楽しさや怖さを理解して欲しいという気持ちから、世界の人々が交流できるような「楽しいサーフィン」をテーマに作り出したこの「Buffalo’s Big Board Surfing Classic」を通じて、人々にメッセージを発信し続けている。




























